部屋のエアコン、そろそろ買い替えようかな…
そんな方に注目されているのが、パナソニックの2024年モデル《CS-224DFL-W》。冷房も暖房もバランスよくこなすスタンダードモデルで、6畳前後の部屋にぴったりです。
「よく冷える」「安い」「掃除がしやすい」など、実際の口コミでも好評価が多い一方で、サポート対応や部品供給の点で気になる声も…。
この記事では、CS-224DFL-Wのスペックや使い心地、電気代から、リアルな口コミまでしっかりまとめています。これから買おうか迷っている方の判断材料になれば幸いです。
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■ パナソニック ルームエアコン CS-224DFL W スペック仕様書(基本情報)

項目 | 内容 |
---|---|
製品名 | パナソニック CS-224DFL-W |
適用畳数 | 冷房:6~9畳 / 暖房:5~6畳 |
電源 | 単相100V(並行型プラグ) |
室内機サイズ | 高さ290 × 幅780 × 奥行229mm(8kg) |
室外機サイズ | 高さ539 × 幅675 × 奥行240mm(17.5kg) |
配管長 | 最大20m(高低差12m) |
冷房能力 | 2.2kW(最小0.5~最大2.8kW) |
暖房能力 | 2.2kW(最小0.4~最大3.9kW) |
冷媒 | R32 |
APF(通年エネルギー消費効率) | 5.8 |
スマホ連携 | 可(別売アダプターが必要) |
■ 性能:冷房・暖房・清潔性までバランスよし
- すぐ涼しい&冷風を直接当てない:「すぐでる冷房」+「天井シャワー気流」で心地よく冷やす。
- 暖房も安心:外気温2℃でも2.8kWの暖房出力を確保。
- 内部クリーン機能:親水コーティング+加熱乾燥で、カビや臭いの元を抑える。
- 静音モード搭載:運転音は室内機で最大59dBと比較的静か。

比較的安い割に機能面でもしっかりあって、狭めの部屋ならコスパが良いエアコンと言えます!
■ CS-224DFL-Wの電気代を徹底解説!


CS-224DFL-Wの電気代は、冷房・暖房それぞれの年間想定使用量(kWh)から求められます。
● 消費電力量の目安(年間)
使用区分 | 消費電力量(kWh) | 電気代(1kWh=27円で計算) |
---|---|---|
冷房時(年間) | 約225kWh | 約6,075円 |
暖房時(年間) | 約492kWh | 約13,284円 |
合計(年間) | 約717kWh | 約19,359円 |
※27円/kWhは経済産業省が定める「電気料金の目安単価(2025年時点)」です。
● 「冷房」と「暖房」どちらが高い?
→ 暖房の方が電気代は高くなる傾向にあります。
理由は以下の通りです:
- 冬場は外気温が低いため、室内を暖めるのにより多くの電力が必要
- 外気温2℃時の暖房能力は2.8kWとパワフルですが、その分消費電力が最大で1280Wまで上がる場合もあります(条件により変動)
● 実際の1時間あたりの電気代は?
カタログ上の「消費電力(定格時)」から、おおよその1時間あたりの電気代を計算してみます。
運転モード | 定格消費電力 | 1時間あたり電気代(27円/kWh) |
---|---|---|
冷房 | 約635W(=0.635kWh) | 約17.1円/時 |
暖房 | 約470W(=0.470kWh) | 約12.7円/時 |
※この数値はあくまで「定格運転時(普通に動作している状態)」の目安です。実際には、設定温度・外気温・部屋の断熱性・使用時間などにより前後します。
● 1日あたり/1か月あたりの電気代(例)
例:夏の間、1日8時間冷房を30日間使用した場合
- 1時間:17.1円 × 8時間 = 約137円/日
- 月間:137円 × 30日 = 約4,110円/月
例:冬の間、1日6時間暖房を30日間使用した場合
- 1時間:12.7円 × 6時間 = 約76.2円/日
- 月間:76.2円 × 30日 = 約2,286円/月
■ 節電のポイント
- 「しずかモード」や「パワーセーブモード」を活用
→ 消費電力を抑えながら運転できます。 - フィルターの定期清掃
→ 汚れたフィルターは空気の流れを悪くし、ムダな電力消費に。 - カーテンや断熱シートを活用
→ 外気の影響を減らし、室温が安定しやすくなります。
■ まとめ:CS-224DFL-Wの電気代は「標準的で安心」
- 年間の電気代は約19,000円前後が目安
- 冷房よりも暖房の方が消費量は多め
- 長時間使うなら「しずかモード」や「タイマー活用」で節電可能
- 省エネ性能(APF 5.8)も、一般的な家庭用モデルとしては優秀な部類
■ 実際のレビューまとめ(リアルな口コミ)


★ 良い点(メリット)
- ✅ 設置がスムーズ:「取り付けが30分で完了した」という声も。
- ✅ よく冷える&静か:「6畳にちょうどよく効く」「音も静かで快適」との口コミ多数。
- ✅ リモコンが便利:0.5℃単位で温度調整でき、操作性も良好。
- ✅ 清掃しやすい構造:DIYでのクリーニングを想定した作りになっており、高評価。
- ✅ コスパが高い:「価格のわりに機能が充実していて満足」との意見も。



冷房能力に関して十分満足している声が多いです!
▼ イマイチな点(デメリット)
- ❌ ナノイー非搭載で除菌力に疑問:「除菌や消臭の体感はなし」という声。
- ❌ 室外機がややうるさい:運転中の振動・音が気になるという人も。
- ❌ デザインが無骨:奥行き・高さが大きめで、見た目の好みは分かれる。
- ❌ サポートへの不満:故障時の対応や部品の供給終了に対する不安の声あり。
- ❌ 水漏れ報告も一部あり:「設計ミスをユーザーに負担させる対応が不満」という厳しい意見も。
■ このエアコンはこんな人におすすめ!
- 一人暮らしや6畳の寝室に「静かで手頃なエアコン」を探している人
- 簡単に掃除ができるモデルを重視する人
- エアコンの「風が直接あたるのが苦手」な人
- 価格と性能のバランス重視の人
■ よくある質問(Q&A)


CS-224DFL-Wの疑問点をまとめました!
Q1. このエアコンはスマホで操作できますか?
A. 可能ですが、別売の「無線LANアダプター」が必要です。
「CS-224DFL-W」は、パナソニックの《エオリア アプリ》に対応しています。ただし、スマートフォンで遠隔操作したい場合は、別売りの無線LANアダプター(型番例:CF-TA9など)を本体に取り付ける必要があります。
▼できること例:
- 外出先からON/OFF
- 運転モードの切替
- 温度調整
- 電気代の目安確認
Q2. 内部クリーンってなに?どんな仕組み?
A. 冷房・除湿運転後に、エアコン内部を自動で加熱乾燥する機能です。
カビや雑菌が繁殖しやすいのは、運転後にエアコン内部が湿ったまま放置されるから。「内部クリーン」は、冷房や除湿を使ったあとに、自動で熱交換器を乾燥してくれる機能です。
さらに、「親水コート(熱交換器)」によって、運転中に付着した汚れを水で洗い流す効果もあるため、手間なく内部を清潔に保ちやすいというメリットがあります。
Q3. 設置にはどんな工事が必要ですか?


A. 標準的な取り付けであれば、一般的な電源(100V)でOKです。
CS-224DFL-Wは「単相100V」仕様なので、特別なコンセント工事は不要です。木造住宅の6畳部屋などにも設置しやすいコンパクトサイズです。配管の長さは最大20m、高低差は12mまで対応しており、ベランダに室外機を置く一般的な構成であれば問題ありません。
Q4. ナノイーや空気清浄機能はついていますか?
A. いいえ、このモデルには「ナノイーX」などの空気清浄・除菌機能は搭載されていません。
同じパナソニック製でも、上位モデル(Xシリーズなど)には「ナノイーX」搭載機種がありますが、本モデルは基本性能に絞ったスタンダードタイプのため、省かれています。空気清浄や脱臭機能を重視する方には不向きかもしれません。
Q5. 騒音はどのくらい?夜の寝室に使っても平気?
A. 一般的な運転音レベルで、静音モードも搭載されています。
運転音 | 室内機 | 室外機 |
---|---|---|
冷房時 | 最大59dB | 最大57dB |
暖房時 | 最大60dB | 最大58dB |
通常運転では問題ないレベルの静かさですが、より静かにしたい場合は「しずかモード」に切り替えることで、音を抑えた運転も可能です。就寝中や読書・作業中の使用にも十分配慮された設計です。
Q6. デザインはシンプルですか?圧迫感はない?


A. シンプルですが、やや厚みはあるため「圧迫感がある」と感じる方もいます。
本体の高さは約29cm、奥行きは約22.9cm。一般的な6畳用エアコンよりやや大きめに感じる方もいますが、幅が78cmなので多くの住宅での設置は問題ありません。見た目はパナソニックらしい落ち着いたホワイトで、主張のないデザインです。
Q7. 省エネ性能はどれくらい?古いエアコンより電気代安くなる?


A. APF5.8で省エネ性能は中の上クラス。10年以上前のモデルよりは確実に電気代は下がります。
年間の消費電力量は717kWh(冷暖房合計)です。10年以上前の旧型モデル(APF3.0〜4.0台)と比較すると、同じ使い方でも10~20%ほど電気代が安くなる可能性があります。
Q8. この機種はすでに生産終了って本当?サポートは受けられる?
A. 2025年時点でメーカー生産は終了していますが、販売やサポートは継続中(※要確認)です。
一部の販売店やレビューによると、「すでに生産終了のため、将来的な部品交換や修理対応が不安」との声があります。2024年モデルという比較的新しい型ではありますが、長期使用を前提にする場合はメーカーのサポート体制を事前に問い合わせるのが安心です。
Q9. 賃貸でも取り付けできる?
A. 原則はOKですが、必ず大家さんや管理会社に確認を。
壁に穴を開ける配管工事や、外壁に室外機を設置する必要があるため、事前に許可を取るのが必須です。また、退去時に原状回復が必要になるケースもあります。
■ まとめ:スタンダードだけど、使いやすさは十分


パナソニックの《CS-224DFL-W》は、過剰な機能を省いた“ちょうどいい”エアコン。
使いやすさ・清掃のしやすさ・冷暖房のバランスで見れば、価格以上の満足感が得られるモデルです。
ただし、「部品の供給終了」「サポート対応の不安」など、長期使用を前提にするなら慎重な検討も必要です。
購入前には「本体価格+アダプター代」「口コミやサポート評判」も合わせてチェックするのが◎
\まとめポイント/
- よく冷えて静か、掃除も楽なスタンダードモデル
- ナノイーは非搭載、スマホ操作はアダプター別売
- コスパは高いが、サポート・部品の供給にやや不安あり
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